記事のポイント
- サステナの社内浸透には、理念を従業員に腹落ちさせることが有効だ
- 従業員が自社の目標の「意味」を理解した時、深い共感が生まれる
- そのため、マネジメント層は「目標の意味を伝え切ること」が重要だ
サステナビリティの社内浸透を促すには、指標を定量化することよりも経営理念を従業員に腹落ちさせることが有効だ。従業員がなぜその目標になったのかという「意味」を理解した時、深い共感が生まれやすい。マネジメントの究極の仕事は「目標を決めること」ではなく「目標の意味を伝え切ること」であると考える。(サステナビリティコンサルタント=安藤光展)
我々の調査(※1)によれば、サステナビリティにおける社内浸透を進めるにあたり、先進企業では、その目的を明確にして解像度を上げ、従業員の動機づけにつなげている企業が多い傾向にあった。
社内浸透における目的は、多くの場合「企業価値の向上」か「経営理念の実現」の2点のみである。この2点こそが最終ゴールになる。ただ、この目的を達成するためには、多くのプロセスを辿る必要があるため、目的を実現するための目標設定も重要だ。
サステナビリティ戦略のように「風が吹けば桶屋が儲かる」理論に近いものこそ、そのプロセスの可視化と仕組み化が求められるのだ。
■腹落ちしない目標は実現できない
■従業員のやる気に依存し過ぎてはいけない
■理念浸透はオムロン「TOGA」に学べ

