記事のポイント
- 10月の国内EV販売は前年同月比2.5倍の1万4644台となった
- 乗用車販売に占めるEVシェアは過去最高の4.6%に上昇した
- 1~10月のEV販売で、トヨタが日産を抜いて国内メーカー首位に立った
2026年10月の国内の電気自動車(EV=BEV)販売台数は、前年同月比2.5倍の1万4644台となった。乗用車販売全体に占めるEVのシェアは4.6%となり、2カ月連続で過去最高を更新した。1~10月の累計販売では初めて10万台を突破した。メーカー別では、トヨタ自動車が日産自動車を逆転し、国内メーカーの年初来の販売累計で初の首位に立った。(オルタナ副編集長=京正裕之)

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の公表データを基に、オルタナ編集部が集計・分析した。
10月の国内乗用車販売は前年同月比2.9%減の31万8813台だった。このうちEVは前年同月の5858台から2.5倍の1万4644台となった。
EV販売台数は、単月で過去最高だった9月の1万6074台から8.9%減った。ただ、新車市場全体が前年を下回る中、乗用車販売全体に占めるEVシェアは4.6%に拡大した。9月の4.5%を上回って過去最高を更新し、前年同月の1.8%からは2.8ポイント上昇した。
ブランド別では、トヨタが前年同月比3.7倍の4108台で国内メーカー首位。ホンダが2.2倍の2525台、日産が2.4倍の2190台で続いた。
■トヨタ、EV累計販売で初の国内メーカー首位
1~10月のEV販売台数は前年同期比約2.3倍の11万1876台となった。25年通年の6万677台を既に大きく上回り、初めて10万台も突破した。
ブランド別累計では、トヨタが2万7549台となり、日産の2万6642台を907台上回った。
9月までの累計では、日産が2万4452台、トヨタが2万3441台で、日産が1011台上回っていた。
オルタナが2022年以降の月次販売データを集計したところ、トヨタは単月で国内メーカー首位になったことはあるものの、年初来累計で首位に立つのは初めて。
トヨタの販売を押し上げているのが「bZ4X」だ。10月は前年同月比約2.8倍の3142台を販売した。1~10月では2万4688台に上り、EV市場シェア2割強を握る。

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