記事のポイント
1.26年7月のEV比率は中国48.1%、ベトナム43.1%に上昇した
2.タイでは吉利汽車(ジーリー)がEV販売で初の月間首位に
3.日本はEV販売約3倍も、比率3.4%でアジア主要6カ国最低に
アジア主要6カ国(日本、中国、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア)の2026年7月の電気自動車(EV)の販売比率は、中国が48.1%で最高だった。ベトナムは43.1%、タイも36.5%とシェアが急上昇している。タイでは、中国・吉利汽車(ジーリー)がEV販売で初の月間首位に立つなど、市場の勢力図が激しく動いている。日本は販売台数が約3倍となるも、販売比率が3.4%でアジア主要国で最低だった。(オルタナ副編集長=京正裕之)

オルタナが東・東南アジアの主要市場データを集計した。中国自動車工業協会(CAAM)によると、中国の7月の国内新車販売(輸出を除く)は154万1000台で、EVは74万1000台だった。EV比率は48.1%となり、前年同月の33.2%から14.9ポイント上昇した。国内新車市場全体が前年同月比23.6%減った一方、EVは10.6%増えた。
EVにプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)を加えた新エネルギー車(NEV)の国内販売は100万8000台で、国内新車販売に占める比率は65.4%に達した。
輸出を含む総販売ベースでもNEV比率は60.4%となり、初めて6割を突破した。
1~7月の国内EV販売は429万6000台と前年同期比2.7%減だったが、国内新車市場全体が21.4%減ったため、EV比率は前年同期の30.3%から37.5%に上昇した。中国では国内市場全体が縮小する中でも、EVを含むNEVへのシフトが一段と進んでいる。
■タイではジーリー初首位、市場の変動なお激しく
■インドネシア・マレーシア、EV販売2倍超に
■日本はEV販売2.9倍、それでも比率3.4%

