森発言が示した問題の本質(藻谷 浩介)

【連載】藻谷浩介の『ファクトで考えよう』(3)

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長は橋本聖子氏に決まったが、森喜朗氏(前 組織委会長)の、2月3日の発言は、半月以上にわたって、会長人事を巡るドタバタを生んだ。その間に、この発言とその後に生じた混乱を巡って、玉石混交の論が立ったが、かえって本質的な問題が見えなくなった感がある。

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藻谷 浩介(日本総合研究所主席研究員/オルタナ客員論説委員)

山口県生まれの56歳。平成合併前の全3,200市町村、海外114ヶ国を自費で訪問し,地域特性を多面的に把握。地域振興、人口成熟問題、観光振興などに関し研究・著作・講演を行う。2012年より現職。著書に『デフレの正体』、『里山資本主義』 (KADOKAWA)、完本・しなやかな日本列島のつくりかた(新潮社)など。近著に『進化する里山資本主義』(Japan Times)、『世界まちかど地政学 Next』(文藝春秋)。 写真:青木優佳【連載】藻谷浩介の『ファクト』で考えよう

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キーワード: #ジェンダー/DE&I

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