「反軍政」示したサッカー選手のキャリア

「ミャンマーには帰りたくない」――。サッカー・ミャンマー代表のGKピエリアンアウン選手(27)は6月16日、関西国際空港の入管で保護を求め、代表選手団が帰国する中、一人日本に残った。6月15日に千葉県のフクダ電子アリーナで行われたW杯アジア2次予選日本対ミャンマーの試合で、反軍政を意味する3本指を掲げた選手だ。同選手には7月2日付で大阪出入国在留管理局が6カ月間の就労と在留の許可を出していたが、このほど横浜にあるJ3クラブが同選手の練習参加を受け入れた。(オルタナS編集長=池田 真隆)

M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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キーワード: #ビジネスと人権

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